- 研修生が年々増えていますが、研修生に対してどのような想いをお持ちですか。
- 研修生は現在3名受け入れていますが、3名ともカラーが異なり、それぞれがとても良い影響を与えあっているように感じますね。農業は体力勝負のようなところがありますが、受け入れ当初は、『体は大丈夫かな~?』とそれぞれに心配していましたが、みんなで支え合い、協力し合って3名とも粘り強く頑張ってくれています。農業は一人ではできません。そのことを彼らは早くに気が付き、力を合わせることを最初に学んでくれました。 なかなかやりますよ、研修生たち。
- 今後も研修生を受け入れる予定ですか。
- はい、志のある人であれば受け入れたいと思っています。
- 研修生への応募を考えている人に伝えたいことはありますか。
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オリーブに興味を持つ人が増え、研修生の応募を希望する人たちからの問い合わせが年々増えていることはとてもうれしく思います。私は本気です。強いオリーブを育てて良質なオイルを作り出すことに人生を賭けています。ですから、細部までこだわっています。高価なオリーブオイルを作りたいのではなく、高品質なオイル作りを追求したいのです。農作業は決して華やかな仕事ではありません。日々の積み重ねが高品質なオイルを作りだしますから、地味な作業の連続です。それでも一緒にオリーブをやってみたいと思う人であれば、ぜひ仲間に加わって頂きたいと思っています。いずれ自分の農園を持ちたいという気持ちがあるのなら、それも応援します。
時には心が弱くなるでしょう、それでも自分自身を諦めないでほしいのです。夢を持ってください。
来たれ、志を抱いた研修生!!ちょっとカッコつけましたかね。。。笑
アライオリーブは、このたびオリーブ栽培の「 研修生 」を募集します。
オリーブ栽培を一緒に、真剣に、やってみたいという方、是非ご連絡ください。
但し、申しわけありませんが、
- 趣味でちょっとかじりたいという思いの方
- 基礎はわかっているからその先が知りたいという方
- ご自宅の庭のオリーブの木の育て方を知りたいという方
このような方はご遠慮下さい。
研修生になった方には、私のやり方で基礎の基礎からお教えします。
今お持ちの情報を一旦白紙にし、私の話に耳を傾けてくださる方、真剣にオリーブ栽培を志す気持ちがある方のみを募集しております。
「 研修生 」募集要項
募集目的 | 日本人による日本風土を理解したオリーブ栽培者の育成 |
募集条件 |
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応募資格 |
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研修レベル および受講料 |
初級3ヶ月間 (第一期生:受講料30万円) 中級 1年間 (受講料無料) 上級 5年間 (受講料無料)幹部社員候補生もしくは個人事業主としての独立支援 |
研修内容 | オリーブ 品種の特徴、木の移植(掘り取り、根巻き)、木の定植、灌水、 剪定、施肥、収獲タイミング、採油、新漬け、オイル充填、オイルテイスティング |
研修場所 | 香川県 |
選考方法 |
一次審査:書類審査(履歴書:顔写真・要捺印を郵送ください) 二次審査:面接 |
応募方法 |
まずは、メールにてご連絡ください。 その際、応募した理由も簡単にお書き添え下さい。追ってご連絡申し上げます。 お問い合わせ先 E-Mail:arai@araiolive.co.jp 担当者:荒井信雅 |
新人研修生 (入社2ヶ月目)
- 東京から香川に来た研修生
- 32歳
- 研修生としてスタートする時、どのような思いを抱いていましたか?
- 畑に立つと自然が気持ちいい!やってやるぞー!と、意気込みました。
- 東京から香川県に移り住んでから、毎日の生活はいかがですか。
- 自宅から農園に向かう途中でたい肥の臭いが漂ってきます。東京ではあまり経験がない臭いだったので最初はそれが気になりました。『冬にはその臭いたい肥を手で畑に撒くぞ。そんな作業をした後でも、夕ご飯をおいしく食べられるようになるよ(笑)』といわれ、それまでに臭いにも慣れたいなと思いました。
- 研修が始まって2か月が経ちますが、実際に働いてみてどのような印象がありますか?
- まだ作業に慣れていないので、皆さんに教えて頂きながら毎日無心でやっています。一生懸命やっているのですが、実際に毎日出来る作業範囲は思ったよりもずっと小さく、想像しているよりも農作業は時間がかかることを実感しています。道具を使ってもこの程度の量しかこなせないのか~と思うと、早く作業を覚えて少しでも効率を上げたいと強く感じています。
- 7月に大きな台風が香川県を通過しましたが、初めての台風体験をどのように感じましたか。
- 台風一過の後、数日前まで誇らしげに立っていたオリーブの樹の多くが、たった1日で一斉に倒れてしまった光景を見て言葉を失いました。そしてこれが毎年起こりうるのだということを感じ、農業は草刈をしたり、自然の猛威にさらされながら、繰り返しの作業なんだなと痛感しました。
- 休みの日は何をしていますか。
- まだ慣れていないので、休みの日は体を休めたくて家でゴロゴロしている日も多いですが、もう少し慣れたら香川県ならではの体験を通してもっと香川県を知ってみたいと思っています。
- 将来の夢は?
- 自分の看板でオリーブ農園をやってみたい。社長や仲間が『夢に向かって頑張れ!』と背中を押してくださるので、いつか夢をかなえるぞ!と思っています。
- 数あるオリーブ農園の中からなぜアライオリーブを選んだのですか。
- 荒井社長のお話を伺って、社長のオリーブに対する熱い熱い想いに惹かれ、自分の将来の姿を重ねたからです。アライオリーブが作り出すオリーブオイルはとてもクオリティーが高いです。慣れない作業が多くて今は必死ですが、荒井社長や皆さんの志を共有して共に進んでいきたいと思っています。
研修生 (入社2年目)
- 農学部卒業
- 24歳
- 実際に研修生として働いてみて、どのようなことを感じていますか。
- オリーブを育てる、オイルを絞るという仕事の中で、農園関係者以外にも、たくさんの人が関わっているということに驚きました。オイルを詰める瓶一つから、社長はこだわります。そのこだわりが沢山の人を集めていくので、農業を通じて人の輪が広がることが面白いです。
- 香川県出身でオリーブは身近なものだったのでは? 2年間研修をどのように感じますか。
- オリーブの樹はいつも目にしていましたが、実際に作業をしてみると知らないことばかりで、社長からオリーブについて沢山のことを教えて頂きました。1年間やれば、作業の6割はわかります。でも農業は10割の出来映えを求められるので、残りの4割を毎年やれるようになるには、やはり経験が必要だなと思います。オリーブの樹はだれにでも育てられると思いますが、樹を強く育て、質の高いオリーブオイルを作ることは容易ではありません。同じ作業の繰り返しの毎日ですが、その中にいつも『学び』や『気づき』があります。それが面白さにつながっています。
- お休みの日はどのように過ごしていますか。
- 1日の休日は家でのんびりと過ごして、長い休みを頂けるときは、海外旅行に行っています。
- 荒井社長はどのような人ですか。
- すごくこだわりがある人だと思います。量よりも質を取る人です。社長のこだわりには、一つ一つ意味があって、すべてが良質のオイル作りに繋がっています。そのこだわりが沢山の人との縁を作り、それを大切にする方だなと感じています。仕事から離れた部分でも学ばせて頂いています。
- 将来の夢は?
- 良質のオリーブオイル作りを通じて、新しいライフスタイルや価値観を提供できたらいいなと思います。でも今はまずは自分のレベルを上げたいです。そこから何かが見えてくると思います。
研修生 (入社3年目)
- 香川県出身者 24歳
- 研修3年目ですが、オリーブを育てる仕事はいかがですか。
- 夢のある仕事です。でも同時に甘い仕事ではないと思っています。日照り・長雨・台風など天災が起きては作業ペースが狂い、仕事が増えます。作業は毎年同じですが、畑は毎年違った顔を見せます。そのたびに臨機応変に対応しなければならないので、経験が必要です。
- 自分のオリーブ農園を持ちたいと思いますか。
- 今、自分の農園を持ったら、一人でもオリーブの樹は育てられると思います。オイルも作れると思います。でも質を追求するのならまだ無理です。まだまだ技術が身についていないと痛感しています。夏は暑く冬は寒い。仕事の環境としては厳しいけど、夢を持って30歳まではしっかりと勉強したいと思っています。いつか一人立ちしたいです。社長も仲間も応援してくれているので、一人だけで頑張るのではなく、みんなと一緒に頑張りたいと思っています。